クロモジアロマ蒸留試験

先日鳥取県日野郡で採取されたクロモジのアロマ蒸留試験を行いました。近隣の森林にクロモジが多く自生している場所のようで、お客様自らが採取した原料を片道8時間かけて大切に持ち込まれました。今回のクロモジは「満月」に採取したものを蒸留します。袋からクロモジを蒸留釜へ移す作業中にも、クロモジ特有の爽やかな樹木の香りが漂います。今回はクロモジ5kgをアロマ籠に入れ、直接蒸気管から常圧100℃の生蒸気を吹き込み蒸留を行います。

クロモジの枝葉
満月に採取したクロモジ

ボイラー点火後約20分で100℃に到達、蒸留が始まりました。ジワジワとガラス管にクロモジのアロマオイルが注がれてきます。アロマオイルが採れるかどうかは原料次第です。今回も蒸留開始早々にアロマオイルが目視できるので期待できます。

クロモジアロマオイル
蒸留開始直後に注がれるクロモジアロマオイル

今回蒸留時間は長めに1時間30分行います。待っている間クロモジについてや、お客様が取り組む事業など色々お話を聞かせて頂きました。クロモジは希少性も高く抽出量も少ないため、市場では高値で取引されています。クロモジを利用したい化粧品会社、食品会社、製薬会社など多くいます。市場ニーズに対して原料やアロマオイルが少ないのも、クロモジの希少性を高めています。

クロモジ愛
蒸留中にクロモジについて熱く語るお客様

色々なお話を伺っているうちに蒸留完了。もともと抽出量の少ないクロモジですが、今回も満足のいく量が採取出来ました。お客様も、一度の蒸留でこんな量のクロモジのアロマオイルは見た事ないです!と大変驚かれていました。これが本装置の性能であります。またクロモジは満月に採取した原料は多くアロマオイルを含んでいると言われています。以前試験したクロモジも同様でした。これが自然の摂理です。神秘性も感じますね。

クロモジアロマオイル
層の上がアロマオイル

蒸留したてなので香りはまだ落ち着きませんが、クロモジ特有の柑橘系が混ざったような爽やかな優しい香りです。アロマオイルは少し寝かせて香りが安定します。お客様にも大変満足、納得して頂きました。

クロモジアロマオイルの香り
じっくり香りのテイスティング

アロマ蒸留試験はこちら。http://www.mirai-aroma.net/aroma_business/extraction/index.html